吉田 隼人さん
■岐阜県農業大学校へ入学した理由・きっかけを教えてください。
私は、小さいときから牛舎に入って親の仕事の手伝いをしていました。その中で、将来的に親の仕事である黒毛和種の繁殖農家を継ぎたいと思うようになりましたが、農業高校の森林科学科に進学しました。高校3年生の時に、先生や親に牛のことについて勉強することができるところがないか相談したところ岐阜県農業大学校を紹介され、入学しました。
岐阜県農業大学校で家業を継ぐために必要な知識と技術を身につけるために日々努力しています。
■入学してから改めて感じた岐阜県農業大学校の魅力を教えてください。
農業大学校の2年間は、寮で共同生活するので、学生の仲が良くて、とても楽しいことです。 寮の部屋で友達と集まってゲームしたり映画を観たり、テスト対策をしたりするのがとても楽しいです。他にも農業大学校は少数精鋭で勉強することができるので、農業技術をたくさん身につけられるところが、とても良いです。
■現在、学んでいる内容を具体的に教えてください。
また、特に興味をもって取り組んでいる科目や実習などを教えてください。
私が興味を持って取り組んでいる科目は、法律と農業簿記です。この2科目は、今後、農業をする上で絶対に必要になる知識だと思っています。特に私は、将来的に家業を継いで社長になる予定なので、この2つの知識が必要だと思うので、がんばって勉強しています。
■今後の目標や将来考えている進路を教えてください。
私は、将来、父から家業を継いで和牛の繁殖農家になります。現在、実家では繁殖メス牛が85頭いますが、私が継いだら、今よりも頭数を増やしていきたいと思っています。
■上記の目標や進路に向かって、取り組んでいること、チャレンジしていることがあれば教えてください。
2年に1度、農業大学校で家畜人工授精師の資格試験があるので、取得できるように頑張りたいと思っています。
また、農業大学校在学中に取得できる資格は全部とる気持ちで勉強に取り組んでいます。
将来、繁殖農家になるので、まず基本的な牛の知識を身につけるために日々の実習や座学などで先生が教えてくださったことを忘れないように頑張っています。
■これから農業大学校に入学する方、入学を考えている方へメッセージをお願いします。
農業大学校に進学しようとしている人の中で、高校が普通科などで農業についての知識が少ない人もいると思いますが、その面では心配しなくて良いと思います。実際に、私は農業高校を卒業しましたが、農業とは全く関係のない森林について勉強してきたため、農業についての知識はなかったけれど、農業大学校に入学してからすぐに農業を勉強してきた人たちについていけるようになったので、ぜんぜん心配しなくてよいと思います。